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2014年8月

2014年8月16日 (土)

浜松 龍泉寺 接心会

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(iphone5にて撮影)

 

2014年8月1日(金)~3日(日)、浜松・龍泉寺の接心会に行ってきました。

前夜(7月31日)から泊まり、4日(月)の昼頃帰京し、仕事に戻りました。

 

龍泉寺の接心会は、警策で打たれることはなく、

難しい仏典を使った提唱はなく、

提唱で義衍語録を少しは読むけれど「読む必要はない」と云い、

日常の中で「自分以外のものに関わる、それに教えられる」と云う、

公案はなく、独参はどんな質問をしても自由。

参禅している者どうしの会話も自由。風呂に行っても自由。

 

ものごころがついて、自分と他人という認識が芽生える。

ここから苦しみが始まる。

「自分=認識=考え」で生きるようになる。これは本当には生きていない。

ものごころつく前は、考えで生きていない。そのまんま生きている。

「どん」と机を叩いたら、その事実があるだけ。(公案があるとすれば、このひとつだけ。)

 

「 ものごころつく前の状態がなくなったわけではないでしょう。

  ちゃんとあるでしょう。誰もが悟った存在なんですよ。」と、

  哲玄老師はおっしゃった。

 

お釈迦様の悟りが、道元禅師、井上義衍老師、哲玄老師、哲秀老師と受け継がれ、

それをそのまま参禅者に伝えて下さっているのは、本当にありがたかったです。

 

2014年4月に5日間参禅した東京のT寺の接心会は、兎に角、厳しく、

警策で、肩が内出血し脹れあがり肥厚するほど叩かれ、

声が嗄れるまで、「無」と叫び声を上げ続ける。

修行らしいと云えば、修行らしいけれど、

「らしい」というのは、私のたちの考えに過ぎません。

 

ここ龍泉寺には、修行「らしさ」は、ありませんが、

お釈迦様の悟りをそのまんま受け継ぎ伝える、ほんものの老師が居られました。

こここそほんものの修行ができるところだと思いました。

 

20140803

天童山老典座と若き日の道元禅師

 

 

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  • 20130910200010028
    2011年5月21日(土)「LEICA M6」 を購入。その後「ROLLEICORD Ⅴ」、「LEICA Ⅲf」、「LEICA M3」を購入。フィルム写真を楽しんでいます。COPYRIGHT(C) 2000-2020 香花橘時鳥 ALL RIGHTS RESERVED.

Kiss my worldー風景&HANAー

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