第13回 自分力研究会 in 静和漢方薬局
★我が家の庭のモモの実。小さいけれど熟すと甘くなる。
午前中、個人セッションをしていた私は、急いで、サンドイッチで昼食を済ませた。個人セッション後、疲れていなかったら、自分力研究会にも参加する予定だった方が、「自分力研究会には来月、7月に参加することにします」と帰宅したので、今日の参加者は、4名の予定から、3名になった。
ずっと参加しているKさんとRさん、新人のYさん。
この1ヶ月の間に、Rさんは、すばらしい経験をしていた。
「女性は弱い、甘える、感情的」と、今まで女性性を否定していたRさんは、第10回と第11回の「自分力研究会in静和漢方薬局」の誘導瞑想で、本当は甘えたかった自分の本音を感じ、それでもなかなかそれを感じているのが自分だと、実感出来ずに居たようだったが、足底の出来物(良性)の手術という出来事を通して(歩けない状態だったので)、充分に実家のご両親やご主人に甘えたとの事だった。
必要な時には「甘えてもいい」と自分を赦したRさんは、力の入ったところが取れて、とてもいい感じになっていた。
Kさんも、自分と向き合い苦しいときを過ごしてきたが、一つ一つ丁寧に感じ受け止める作業を重ねて、今日はずいぶんとすっきりとしている。
「色々なことがやりたくなった。行動的な自分がいるんだと驚いているが、行動してみたら、とても楽しい」とKさん。いよいよ本領発揮という感じだ。チョイ悪さも、出てきて、そんなチョイ悪も楽しんでいる。
新人のYさんのお話を伺って、Yさんも大変なところを通ってきたんだな…としみじみ思ったが、それでも「自分の現実を創っているのは自分自身」だから、それらの経験を通して、Yさんの魂が学びたいことがあったのだ。
「怒りを感じたら、自分がどうかなってしまいそうで、怖い」と言うYさんに、きちんと感じ受け止めたら、むしろ楽になることをお話した。
怒りも、悲しみも、憎しみさえも、深く感じたら、その底には愛があると、今の私は、感じている。
ミッチー先生は、「怖いのは、無意識でいることだ」と言う。
自分の感じていることをスルーさせて、無意識の中に押し込めると、自分でコントロール出来なくなり、却って、怖い。
自分の心を丁寧に感じ受け止めることで、意識化することが出来、自分の意思で選択(コントロール)することができる。
Yさんには、誘導瞑想で、押し込めた自分の感情に焦点を当てて、感じることを経験してもらった。
それから、前日、6月15日(日)の「坂下メソッド・自分力教室」で、「ポジティヴ」と「ネガティヴ」についてのお話をミッチー先生から聞いて、本当にそうだととても感激したので、それを伝えたかったのと、皆さんが「ポジティヴ」と「ネガティヴ」について、どのように認識しているのかを聞いてみたかったので、その話をした。
参加者の皆さんからは、やはり、世間一般の認識に近い答えが返ってきた。
「ポジティヴ」は、前向き、明るい、楽しい、陽気、etc…
「ネガティヴ」は、暗い、陰気、どろどろ、嫌な感じetc…
ミッチー先生のお話は、違っていた。
「 飽くまでも自分を中心として、
『ポジティヴは、自分と統合されたもの』、
『ネガティヴは、自分から切り離されたもの』、
自分のありとあらゆるものを受け入れる、
これが統合されているということ」、
と伝えた。
どんな自分も認めて受け入れていくことは、認める瞬間は苦しいが、認めてしまうと、楽になる。難しいことはない。前述したKさんやRさんの経験も、分離された自分を認め受け入れる作業だ。
Kさんも、Rさんも、自分を受け入れることを通して、より自分らしくなった。
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