水は青くどこまでも澄んでいた
5月26日(金)、仕事が終わってから夜行バスで、弘前に向かった。
27日(土)早朝、弘前駅に到着。弘前駅前でレンタカーを借りて、岩木山に向かった。お天気は最高で、残雪の岩木山、りんごの白い花、田んぼの青い苗、新緑と、目に映る景色は、とても美しかった。岩木山の山頂からも、雪をかぶった白神岳、ブナの森などが美しく、360度の展望だった。
夕方4時頃に、十二湖に到着。青池と、更に奥の沸壺の池を散策した。遅い時間だったので、あまり観光客もおらず、とても静かだった。
青池、沸壺の池は、池の底まで見通せるほど青く澄んでいた。じっと眺めていると、引き込まれそうだ。
青池を眺めながら、約10年前に、XJR400(自動二輪です。ちなみに、自動車の免許の他に、自動二輪の中型免許も持っております)に乗って、はるばる東京からツーリングで訪れたことを思い出していた。
池の水は、青くどこまでも澄んでいた。10年の歳月が流れても、変わらずそこにあった。この10年くらいの間に随分と色々な事があったが、すべてそれで良かったのだと思えた。私の心は、池の水のように静かだった。
白神岳に登った日は、時折雨のちらつくお天気で、頂上からは何も見えなかった。しかし、ブナの新緑が美しく、霧がかかったブナの森は幻想的だった。土のにおい、木のにおい、山のにおいが心地よく、空気はどこまでも澄んでいて、ほんとうに気持ちが良かった。
コンクリートに囲まれた東京から、ブナの新緑の森へ、心洗われる旅だった。
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